ファクトフルネス④

ファクトフルネスには恐怖本能というものもある

 

皆恐怖の前では判断力が鈍る。

 

メディアは恐怖本能の存在を非常に理解している。だから相手の関心がないものは初めから報道は一切しない。例えば天気予報を気象学者が正確に当てた!という話とか。

 

 

一方でテロや地震津波、大雨、洪水警報など

めったに起きないことはニュースになりやすい。

注意しないと実際にはめったに起きていないことが世界ではしょっちゅう起きていると錯覚してしまう。

 

【恐怖本能】

あなたが恐れているものはなんでしょうか。

「高所」「閉所」「血」など定番の答えが上位に並ぶ。

 

 

一方でメディアは毎日のように「危害」「拘束」「毒」などをニュースに流す。

 

我々がやることは見出しの影に隠れている事実に目を向けること。そうすれば「世界は怖い」が印象操作だとわかるだろう。

 

 

恐怖と危険は違う

全死亡数の0.1%の自然災害

0.01%の飛行機事故

0.7%を占める殺人

0.05%を占めるテロ

恐怖本能が人々の判断力を鈍らせる。

本当に必要なことを察知して大切な人を守るためには恐怖本能を抑えて死亡者数を見極めること。

➜恐怖と危険は全く違う。リスクがあるようにみえているだけ。一方で危険なことには必ずリスクがある。